ところで、皆さん。
育児していると、
なんて不安に感じてしまうことありませんか?
私がいつもお世話になっているtwitterママ垢でも、色んな悩みの声がよくみられます。
今回は子どもの発語について書いてみたいと思います。
長くなりそうなので3記事分になりそうです。
書こうと思ってる内容はこちらです↓
今回は、①発語の目安についてです!
発語の目安
個人差が大きい
発語って、とーーーっても個人差が大きいです。
歯が生えるのも、
生後3ヶ月位から生え始める子もいれば、離乳食の中・後期まで生えない子もいますよね。
1歳の誕生日頃、前歯4本だけの子もいれば、12本生えている子もいる。
”個人差が大きい”の範囲は、歯の生え方と似ているような気がします。
早い子は1歳になる前くらいから少しずつ話し始めますが、ゆっくりな子は2歳頃まで話さない子もいます。
言葉の発達って、本当に個人差が大きいです。
でも安心してください!
ゆっくりな子でも、
- 聞こえている
- 簡単なコミュニケーションが取れる
なら大丈夫です。
1歳半健診で引っかかる?という不安もよく見ますが、
私の感覚で言うと「なぜ1歳半健診で発語をみる?」と不思議です。
だって1歳半で発語がない子も沢山いるから。
そしてそれは全然おかしいことじゃないから!
私の経験から…
実際、私が保育園で担任を持っていた時に見ていた子たちだと、
早い子は2歳の誕生日が来る前に文章でお話していました。
この子が私が見てきた中で一番早いかなと思います。(当時はすごくびっくりしました)
ゆっくりな子は、2歳の誕生日が来るまで、「あ!」のみで周りとコミュニケーションを取っていました。逆にすごいですよね!
その2人の子も、1年後には対等に口論してたりしますよ!
なので、発語の開始時期はその後の発達に全く関係ないです。
だったら、
いつか話せるようになっちゃうから、
話せない今の赤ちゃん期を思う存分堪能しよう!
と思ってた方がお得です!精神衛生も良いです!
ちなみに、一概には言えませんが、歩き始めの頃と発語がほぼ同じらしいというのを聞いたことがあります。(脳の同じ部分を使うのだとか)
確かにさぼくんも、1語目と1歩目が出たのは同じ時期だったような…
発語の定義
発語の定義は特にないと思います。(聞いたことがないです)
でも、あえて定義づけるとしたら、
「意味のある発音である」
ことだと私は思います。
意味のある発音をしていれば、それは発語。(日本語にない言葉でも)
twitterママ垢を見ていると、発語認定がだいぶ厳しい人が多いなぁという印象があります。
ちなみに、さぼくんの発語は
1語目:あーっし(よし)
2語目:ありー?(あれ?)
3語目:あい(はい)
名詞が出てきたのは7つ目の「バママ」(バナナ)でした。
1つ目の”あーっし”なんて、注意してないと聞き逃しちゃうくらいでしたよ!
でも、その発音をするタイミングや状況がいつも同じ感じだったので、意味のある発音だなと解釈してました。
1語目なんて、そんなもんですよ〜!
文献
一応文献をあげておきます。
個人差はありますが、子どもはおよそ12〜18か月ころの間に立ち上がって歩き始め、意味のある言葉を発するようになります。
それは、話し手、聞き手、対象となるものの三者がかかわり合う表現の場が形成されているということを意味し、自己表現の場を形成させる伝達機能、指示、象徴機能が発達してきていることを表しています。
要約すると、
大体は1歳〜1歳半の間に発語があるけど、
個人差があるから1歳より早い子も1歳半を過ぎてからの子も全然いるよ
って感じです。
ちなみに初語、一語目に関しては
子どもたちが最初に発する意味のある言葉・初語は、
(中略)
子どもたちの身近な生活に密接な言葉が圧倒的に多いようです。このことから、いま、子どもがどういうものにいちばん興味を持っているのかがわかります。
と書かれています。
余談ですが、
一語文が始まった子への関わり方も書いてあったので記載しておきます。
(一語文:一語にその子が言い表したい文章が込められている、と書かれています)
昔から「子どもが一語文で話したら、大人は二語文、三語文で答えよう」といわれてきました。
通りを走るバスを見つけて「ブーブ、ブーブ」と訴えている子には、「ほんとだ、◯◯ちゃんの大好きなバスを見つけたね」などと、その子が伝えたいと思っている気持ちを丁寧に言葉にしてあげましょう。
(参考:育ちの理解と指導計画 今井和子・監修)
この本は、保育士向けの指導計画についての本ですが、0〜3歳までの育ちや発達が分かりやすく且つ簡単に書かれています。
気になる方はぜひ見てみてください!
こちら↓が今回、私が引用した本です。(安くてびっくり)
こちら↓改訂版が出ているみたいです。
次回は、②発語に必要な力についてです!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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あした星