保育士の育児応援ブログ
あした星
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たまには遠出しないとかわいそう?【〜3歳頃】

あぼ
あぼ
こんにちは、あぼです!

ご時世的に外出自粛が続いて、そろそろ2年が経とうとしていますね。

 

なかなか以前のように旅行したり遠出したりが出来なくて、

子どもが可哀想だと感じる人も多いのではないでしょうか。

 

小さい子に関しては、実はそんなことないんです。

では、詳しく書いていきますね。

 

この記事はこんな人におすすめ
  • 生まれてからずっと、家か近所ばかりで可哀想と思う人
  • 小さいうちから色んな経験をさせてあげたいのに出来なくて辛い
  • 小さい子どもはどんな経験をするのがいいのか知りたい人

 

この記事では、

【〜3歳頃までの子ども】という意味で「子ども」と表記しています。

 

 

 

遠出しなくても可哀想ではない

オトウチャン
オトウチャン
アンパンマンが大好きなのにアンパンマンミュージアムに連れて行ってあげられない…
オバアチャン
オバアチャン
ずっと近所の公園ばかりでマンネリ化して可哀想…
オカアチャン
オカアチャン
ディズニーランドにまだ1度も行けてない…

 

結論から言いますと、

  • コロナ禍以前の生活を覚えていない子
  • 3歳未満の子

は、可哀想ではないです!

(コロナ以前の生活を知っている子に我慢させるのは心苦しいです…)

 

自粛生活が始まってからはまだ2年弱。

自粛生活が始まった頃に生まれた子はそろそろ2歳ですね。

(さぼくんがそうです!)

 

ということは、3歳未満なので、

月齢的に特に可哀想ではないかな、と思います。

 

 

「〜してあげたい」は大人のエゴ

子どもの健やかな成長を願って、「〜してあげたい」と思う親心。

すごくよくわかります。

でも、「〜してあげたい」は大体、大人のエゴであることが多いです。

 

”子どものやりたいことを叶えてあげたい”以外は、

自分の自己満足かもしれないと思ってください。

 

オカアチャン
オカアチャン
ディズニーに連れて行ってあげたい!
小さな子どもは、本当にディズニーに行きたがっているでしょうか?

キャラクターは好きかもしれない。

けど、安心できる場所で安心できる大人に見守られながら、

そのキャラクターで自由に遊ぶ方がいいかもしれない。

 

子どもの興味や関心がどの方向に向いているのか、よく観察してみてくださいね。

例えば…

【アンパンマンが好き】

  • 本物のアンパンマンが見たい
  • アンパンマンのぬいぐるみのお世話をしたい
  • アンパンマンの絵本を見たい
  • アンパンマンのを歌いたい

etc…

同じアンパンマンでも、興味や関心は色んな方向に広がっていますよ。

 

〜3歳頃までに豊かに積みたい経験

自分だけの世界から少しずつ視野が広がっていく大切な時期

 

赤ちゃんは、自分見えるものだけが世界の全てだと思って成長していきます。

その中で、まず親しい大人の存在を認識し、信頼関係が構築され、

信頼している大人越しに世界を見て、世界には色々なものがあることを知っていきます。

 

まだまだ、

自分からダイレクトに外の世界に進んでいく力はありません。

 

初めは抱っこされて自分で1歩を踏み出してみて、怖くなったらUターンして。

その繰り返しで自分の世界を広げていくんですよね。

 

だから、身近な大人との信頼関係がとっても重要なんです。

 

もちろん個人差はあります。

人見知りする子もしない子も。

 

でも「大人に見守られながら少しずつ」は、どの子どもも皆同じです。

 

”昨日と同じ今日”の中に見つける小さな変化

少しずつ世界を広げて行っている小さな子どもに必要なのは、

ありきたりな日常です。

安心できる場所で、安心できる大人と、いつもと同じ生活サイクルの中で過ごす。

それが安心して生活できる土台となり、

その繰り返しの中でさな変化を見つけていくことが、

1人で歩いていくことの大切な1歩となります。

 

小さな変化とは、例えば毎日の散歩の中で

  • 昨日は蕾だった花が咲いている
  • 今日は昨日より風が強くて寒い
  • 昨日はなかった所に水たまりがある
  • 今日は大きなトラックが通った
  • 公園で知らない子どもが遊んでいる

など…

安心できる環境の中で起こる小さな変化を経験しながら

少しずつ外の世界でも楽しめるようになっていきます。

 

子どもは何もかもが初体験の連続ですよね。

大人にとっては何気ない、見過ごしてしまうような日常でも、子どもにとっては全てが新鮮で驚きの連続なんです。

 

なので、

「毎日同じことの繰り返しで子どもが可哀想なんじゃないか?」

なんて悩まなくても大丈夫です。

むしろ、その繰り返しに意味があるんです。

 

非日常を楽しめるようになるのは大きくなってから

同じ毎日の中に見つける小さな変化を発見しながら、

少しずつ大きな変化を楽しめるようになっていきます。

 

でもやはり、生活スタイルが大きく変わってしまうような大きな変化は、

発達に合っているとは言えません。

 

例えば、

ずり這いができるようになった頃、部屋の中をずっと楽しそうに動いていますよね。

それが、一人歩きできるようになってくると、同じ部屋では物足りずに家中を歩きたがるようになります。

そして歩行が安定すると、外で歩くのも楽しめるようになってきますね。

この段階と一緒で、

楽しめる範囲の”外の世界”も段々と広がっていきます

逆に言うと、まだ楽しむ段階になっていない遠い世界(=非日常)は、

緊張の連続になってしまいます。

(その時はすごく楽しんでいるように見えるかもしれませんが)

 

そうやって安心した環境の中から少しずつ外の世界を知り

少しずつ大人から離れて生活できるようになっていきます。

 

まとめ

同じ毎日を過ごすことの大切さについて書きましたが、

決してお出かけが悪いことではないです。

 

記憶に残らなくても、

大きくなってから写真など見返しても楽しいでしょうし、

出先で見たものに興味を示すかもしれませんしね。

 

私が言いたいことは、お出かけできないからといって、

決して可哀想ではない、悲観しなくて大丈夫
安心できる環境で生活することが何よりも大事

ってことです!

 

なので、あまり思い詰めず、

楽しく生活できたらいいなと思うのです!

 

 

あぼ
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ここまで読んでいただきありがとうございました!

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私(あぼ)と夫(しょぼ)と年子男児(さぼ1歳・らぼ0歳)の4人家族。 保育士育休中。 趣味はあつ森と編み物とスノボとウクレレ。