子どもが生後2〜3ヶ月の頃、少し余裕ができて暇な時間があったのは、
その時期の特権(?)だったんだなぁとしみじみしています。
(授乳も軌道に乗り、授乳間隔も寝ててくれる時間も少し長くなり、
でもまだ動けず、離乳食も始まってなくて、
ママの体の調子が良くなってくる黄金期!!)
今2〜3ヶ月の子どもがいて余裕が出てきたなと感じているママさんは、
この隙によく休んだり上手に息抜きをしてくださいね。
今回は、
「怒ると叱るの違い」
について書いてみたいと思っています!
子どもが悪いことをした時、注意しますよね。
その行為のこと、なんて呼んでいますか?
怒る?叱る?
”怒る”と”叱る”って、似ているようで全然違うものなんです!
これを理解すると、
なんてこともなくなるかも!?
- 子どもへの怒り方がわからない
- ”怒る”と”叱る”の違いが知りたい
- 子どもの為になる怒り方を模索している
“◯歳まで怒らない方針”ってどうなの?
「◯歳まで怒らない方針」
って、たまに耳にしませんか?
よく「3歳までは」と聞きますが、何故3歳なのでしょうか。
2歳まではアカチャンぽいから…?
少なくとも、2歳だったさぼくんは1日中喋りまくり、
思い通りにならないと暴れ出す(?)、
少なくとももうアカチャンには見えませんでした(笑)
◯歳になって怒られるようになった子ども
少し視点を変えて、
子どもの立場になって考えてみましょう。
1ヶ月後…
お分かりでしょうか…?
はなちゃんは、急にママの態度が変わって混乱しています。
ママの考え方は何も変わらないのですが、
態度が急変すると子どもは理解できないですよね。
今まで怒られなかったことが、どうして急に怒られるようになったのか。
子どもは大人の”態度””行動”を見て学習している
0歳の赤ちゃんの時から、
子どもは身近な人の行動や反応を見て社会を学んでいます。
- コミュニケーション方法
- 道具の使い方
- やっていいこと悪いこと …など
これから生きていくためのお手本にしていると言えます。
身近な人とは、
主としてお世話をしてくれたり、毎日一緒にいる人のことです。
お手本にしている人の態度や話すことがコロコロ変わっていたら、どうでしょう?
子どもは何が正しいことなのかわからなくなってしまいますし、
と学習するかもしれません。
と、大人の様子を伺って怒られないように返事をするようになるかもしれません。
「子は親の背中を見て育つ」と言いますが、
まさにその通りだと思います。
怒ると叱るの違い
”怒る”とは
- 感情をあらわにする
- 怒鳴る
など…
自分の感情をあらわにして大きな声で怒鳴ったり威圧したりすることです。
「喜怒哀楽」という四字熟語がありますよね。
この言葉は4つの対照的な感情を表していますが、
”怒る”もこれに含まれているように、「怒る」とは感情表現の一部なんです。
”叱る”とは
それに対して、「叱る」とは、
- 正しいことを相手に教える
- どういうことなのか分かるように伝える
という意味合いが強いのではないのでしょうか。
「叱る」とは、「怒る」とは違って相手ありきの行為なのだと思います。
具体的には、こんな感じでしょうか。
その子のした行為がどういうことだったのか、わかるように話すこと
怒りをコントロールしよう
自分が”怒っている”状態の時に、
”怒り”は表に出さず、相手に伝わるように冷静に話していく…。
自分の人間性が試されているような、
そんな気がしてくることもありませんか?
そして思わず”怒って”しまった時に罪悪感を感じてしまったり。
私たち大人も子どもと同じ人間なので、もちろん”怒り”を感じることはあります。
これは仕方のないことです!
だから、予め”怒り”が湧いてこないような対策をしちゃおう!と思っています。
怒らない対策
子どもを叱るような場面って、
大抵、こちらもイライラしていませんか…?
何度も同じことを繰り返されたり、忙しい時に限って…など。
子どもに試されている気分になりますよね。
そんな時、一度冷静になってみてください。
それは本当に叱るべき内容でしょうか…?
①それって、本当に注意すべきこと…?
線引きが曖昧になっていませんか?
叱るor叱らない、その時の気分で叱ったり、別の日は許したり、見逃したり…していませんか?
また、”いけない度合い”が違うのに、同じ口調で叱っていませんか?
同じ口調で叱ると、いけない度合いが伝わりません。
- 日によって
- 親の気分によって
- 人によって
態度が変わると子供もどうしたらいいのか分からなくなります。
子どもが混乱しないために、また、叱る側にもわかりやすい基準として、
何が許されることで何は許されないことなのか、自分の中あるいは家族間で、
線引きを明確にしておくと良いと思います。
叱るべきこと、叱らなくても良いことを
あらかじめ決めて共有しておく
②自分の”イライラ”の傾向を知る
子どもにイラっとするのはどんな時ですか?
”怒って”しまう時はどんな時ですか?
私の場合、
- 想定外のやめてほしいことをされる
- 時間に余裕がない時
こんな時、すぐイライラしてしまいます。
まさに、自分に余裕なし!て感じですよね。
なので、なるべく余裕を持って行動したり、
あらゆる想定をしておくように心がけるようにしています…!
(心掛けているだけで出来てはないですが。)
自分の傾向を自分で理解しておくだけで少し変わるかもしれません。
という感覚になるかもしれません(笑)
怒らずに叱ろう!
ここまで偉そうに書いてますが、
これを書いている私は完璧に出来ているかというと、全然そんなことはありません!!
書きながら、日々の自身の姿を思い出し胸が痛い思いです。
最近のさぼくんは、だいぶ幼児らしくなったというか…いたずらばっかりですよ!
してほしくないことをことごとくやられて無になることもあります(笑)
とても難しい問題ですよね。
毎日子どもと向き合って、家事も仕事もこなして…。
もちろん、悪いことをしたら叱らなきゃいけない場面も沢山あります。
頭では分かっていても、それを行動に移すってすごく難しいです。
でも、まず、
頭でわかっているかどうか?
が大事なんじゃないかなって思います。
わかっていれば、冷静になった時に振り返ることが出来ますもんね。
自分を責めすぎず、それぞれ今できることから1つずつ始めていけたらいいんじゃないかなと思います。
今日出来なかったら、明日またやってみればいい。
また出来なかったら、目標を少し下げてまたやってみればいい。
トライ&エラーの精神で、少しずつ、私と一緒にやってみませんか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事をシェアしてくださる方は、記事の上下にあるTwitterボタンからよろしくお願いします!